オランダを象徴するものといえば「飾り窓」を思い浮かべてしまうのは黄金バットだけかな?
世界にその名をとどろかせる風俗街。男としては気になるところ…。
先日、TVドキュメンターでオランダ”飾り窓"のルポを観た。
水路が張り巡らされた首都アムステルダムの「飾り窓」地区は、駅近にあるそうだ。
アムステルダム駅から徒歩5分ほどの場所には、赤いライトで照らされた部屋が並び、下着姿(黄金バットには下着にしか見えない)の女性たちがガラス越しに男性を誘惑しているんです。
しかし、そこはもはや観光名所となっていて、昼夜問わず老若男女(ベビーカーを曳いた若夫婦も映っていた)の観光客でごった返していました。
そんな観光客たちに対しても、彼女たちは嫌な顔一つせず、笑顔で手を振っているほどの和やかな雰囲気だからおもしろい。
どうして、こんなにオープンで明るいイメージなのか?
色々
インターネットサイトを検索して解ったのですが、オランダでは国の許可を受ければ「性を売買」することが違法ではないんです。
世界的にもそんな国は珍しいですが、オランダでは性を売る人たちにも働く権利が認められており、「違法にして裏ではびこってしまうくらいなら、法律の下で管理してしまえ」という発想のもと、決められた地区での管理売春が認可されているんです。
合法であると言う事は、国は税金を徴収したり、労働環境や衛生状態をチェックすることができるんですね。
またTVドキュメンタリーの話に戻りますが、衛生上の問題がないか制服の婦人警官が室内をチェックしているシーンも取材されていました。
日本では、「売春は違法」とされながらも、一部で行われている実態があり(らしい)…どちらが良いとも悪いとも言いがたいですが、お国変われば風俗事情も異なるようです。
ちなみに、飾り窓には赤いライトと青や紫のライトで照らされた部屋があり、赤以外のライトはゲイや性転換者を意味するそうです。同性結婚が認められているオランダではそんなことまでありだとは…。
国には国の価値観や法律があるんだなぁ、と当たり前のことを実感。
知れば知るほど、世界の広さを感じる今日このごろです。
(ひかりTV ドキュメンタリー番組(ナショナルジオグラフィック)より情報収集)
(参考 URL
http://www.amsterdam.nl/ )
なかなか勉強されてますね